先日、
こんな質問をいただきました。
「先住猫が新しい猫に対して
フー、シャー やるのは
承知の上だったのですが
多頭飼いが初めてなので、
慣れる日がくるのか
不安で仕方ありません。
現在、新しい猫はケージで生活し、
部屋も別々にしています。
やっぱり"慣れ"以外、
方法はないでしょうか?
新しい猫を迎える際に、
何かされてる事はありますか?」
モモ 「出せ~!早くここから出せ~!」
我が家でしていることをご紹介します。
ただあくまでも
我が家ではうまくいった例ですので、
すべてのお宅で
うまくいくわけではないと思います。
(17匹すべてが女の子なので、
男の子とは違う面があるかもしれません。)
我が家では
新入り猫を迎えた時は
ケージに入れます。
健康診断、ワクチン接種が済むまで
先住猫とは一緒にはしません。
しおり 「ケイちゃんは、ケージから出るのに時間がかかったね。」
ケイ 「耳ダニとばい菌が耳にあったからね。」
先住猫と一緒にするのは
ワクチンが済み
なおかつ
感染する病気がないことが
わかってからです。
こまり 「子猫なのに大きいね。」
さくら 「もっともっと大きくなると思うよ。」
新入り猫を
ケージから出すタイミングは
先住猫が全員
新入り猫を受け入れる
心の準備が
整ってからです。
心の準備ができたことを
何で判断をするかというと
先住猫が
また以前と同じような生活をしはじめた、
そして
新入り猫にあまり興味を持たなくなった
その日が来たら
新入り猫を
ケージから出します。
まずはケージが置いてある2階の和室だけで
遊ばせ、
次に2階のリビング、
↓
2階すべて
↓
1階
というふうに
徐々に行動範囲を広げて行きます。
この方法は
脱走を防ぐ効果もあります。
マリン 「1階へ来ないでくれる?」
チェルシー 「えっ、どうして?」
チェルシーが子猫だった頃
マリンとは毎日
取っ組み合いのけんかをしていました。
後になって気づき、
反省したことですが、
チェルシーをケージから出すタイミングが
早すぎました。
その頃マリン以外の猫はみんな
2階で暮らし、
マリンだけ1階で暮らしていました。
そこへ突然チェルシーがやってきたため、
マリンは生活を乱されたと感じたのでしょう。
今ではお互いに大人になり、
適度の距離を保ち
暮らしています。
新入り猫がケージから出たがっていても
先住猫の心の準備ができるまで
出さない方が
後々の猫関係が
うまくいくような気がします。
レナ 「ウランちゃん、大好きだよ~。」
ウラン 「耳を噛まないでね。」
暴れん坊のレナを
家に迎えた時は
全猫
1階へ避難!?
マリンはそれ以来
ほとんど2階へ来なくなりました。
やはり
要注意猫は
ケージの中にいても
わかるんですね。(笑)
ティファニー 「何回注意すれば、わかるの!!」
レナ 「はい。」
我が家では
すべてのことにおいて
できる限り
先住猫優先です。
新入り猫が来ても
これからの生活は
今までと何も変わらないよ
という姿勢を
先住猫に見せることが
大事だと思います。
つみき 「私はもうすぐ5歳という時にこの家に来たんだ。」
モモ 「へぇ、そうだったの。」
もうすぐ5歳になるつみきを
家に迎えた時は
一番気を遣いました。
やはり成猫となると
先住猫が
ものすごく警戒しました。
つみきも警戒しました。
多頭飼いになってからしていることですが、
それぞれの猫と
なるべく1対1の時間を持ち、
「おかあさんの大事な子だよ。」
と、いつも話しかけます。
猫とすれ違う時は
必ず声をかけ、
撫でます。
目があった時は
名前を呼び、話しかけます。
こうすることで
猫を
安心させていると
私は思っていますが、
はたして猫はどう思っているのでしょうか??(笑)
それぞれの猫にとって
住み良い環境作りをし、
また猫関係の調整も
飼い主の大切な役割の気がします。
多頭飼いをする場合は
それぞれの猫に
愛情を持ちながらも
客観的な視点
冷静な判断を心がけることも
大切な気がします。
多頭飼いをされている皆様、
皆様の経験談を
ぜひお聞かせください。
どうぞよろしくお願いたします。
これまでの支援先、
募金についてはこちらをご覧ください。
コメント
コメント一覧 (5)
友達で多頭飼いしている家はみんなお外出身の猫ちゃんなので
ウイルスチェック、ノミ、寄生虫の駆除等でケージ暮らしが続いたようです。
獣医さんによって「もう出しても良いよ」もまちまちのようですね。
放牧は、、、これまたそれぞれの家でまちまちでした。
どこの家もそれはそれは仲良く生活していますよ~。
うちは先住の子が6歳の時に生後2ヶ月位の子猫を迎えました
最初のうちは、威嚇していたのでケージに入れていましたが
あえて、部屋は別にせず、バスタオル等を掛けて目隠しして
先住の子に匂いを好きな様にかげる様にしていました
二日程その状態で置いておいて、三日目からはどれだけ先住が威嚇しようが同じ部屋に離しました
それで、うちのは一週間掛からず、一緒遊ぶ様になりましたよ
過去に、子猫以外の猫も、それで上手くいきましたよ
うちはメインクーンの姉とスコティッシュの弟の2猫です。
メインが1歳8か月の時にスコをペットショップより迎え入れました。
この時点でスコはショップにて1回目のワクチン済み。
しばらくはケージで生活をさせるつもりでしたが、自己主張が強い弟は「出せ~!!」と大騒ぎ。
私が家にいるとき限定ではありますが、2週間くらいで開放しました。
最初は15分から始まり、少しずつ開放する時間を長くしていきました。
うちに来て1週間で簡単な健康診断、1か月でワクチン接種に病院に行きました。
1か月の時に先生に「これでクリちゃんと一緒にしてもいいですよ~」と言われ、既に一緒にしているので何も言えなかったことを覚えてます。
同じペットショップから迎え入れているので、安心していたのもありましたが、うちの場合は大丈夫だっただけでワクチン接種が全部済むまでは一緒にしない方がいいのかもしれませんね。
あ、ちなみに先住猫は毎年ワクチン接種しています。
姉のクリはうちに来てから1度もシャーもウ~も言ったことのない穏やかな子でしたが、ひなたを見たとき生まれて初めてシャーと言いました・・・
本当に仲良くなるんだろうかと最初は不安でしたが、そばで寝ていても気にしなくなるまで1か月ちょっとでした。
案外早くお互いを受け入れてくれたように思います。
スコにしたのは穏やか、飼いやすいとのショップの勧めと、私のひなたに対する直観とで決めましたが、家主様のとこのスコちゃんのようにやはりカタログ通りではなく、やんちゃでした。
私は今でもねえたんを優先しています。
うちは弟が上手に甘えんぼを表現できる子なので、特にクリに対しては我慢させることのないように気を付けています。
猫団子にはなりませんが、お互いを支えにしてるような仕草をするときには、やっぱり多頭飼いっていいよなぁって思いますよ。
我が家の場合を書かせてもらいますね。
我が家は、友人から生後3カ月の女の子を譲り受けました。この子が、5か月位の時に、主人が雨にぬれて泣いていてかわいそうと、2~3カ月位の男の子を保護してきました。
感染症の事も何も知らず、昼間はいつも一人で留守番していて淋しいだろうと、すぐに同じ部屋に放したら…
女の子の先住猫が威嚇して、ご飯を食べながらでもうなり続けて、慌てて隔離しました。
保護した男の子猫は、なつっこくて、すぐにお姉ちゃんって、甘えるように近づいて行ったのですが、中々受け入れてもらえず…
隔離して2~3日後、部屋を全部開け放して様子を見てみると、最初はうなっていたお姉さん猫が、夕方ころには、毛づくろいをしてあげたりして、一緒に寝ていました。
何が良かったのか悪かったのかはわかりませんが、すっごく仲良し姉弟になりましたよ(*^^)